駅前布教

9時半から歯医者で治療を受け、10時過ぎから駅前高架広場でチラシ配り。今日は、家内、岸川君、啓子、みな子も参加。目が眩むような強い陽射しの下で、断られても無視されても笑顔を絶やさず配るのは、一つの行のようなものだ。
昨日は目の前で丸めて捨てられるような残念なこともあったが、今日は逆にいい反応があった。
30代の主婦と思われる女性が、チラシを受け取った上、「天理教って、八千代町の天理教ですか?」と話し掛けてこられたのだ。
「ええ、そうですよ」
「宝町のバス停で時々拍子木を鳴らしている人がいるんだけど、あれは天理教の方ですか?」
「宝町?うーん、僕は宝町ではやったことないですが、拍子木を打ち鳴らしているのはたぶん天理教でしょうね」
僕は、喧しいから止めてくれと言われるのかと思い身構えた。
「あの拍子木の音って綺麗ですよねぇ。思わず引き込まれそうになるもの。いつならあれをやってるんですか?」
「はぁ、まあ外でやるのはいつやるか分からんですが、おつとめなら朝6時半、9時、夕方6時半の3回、毎日やってますよ」
「どこでですか?」
「八千代町の教会です。5階神殿でつとめているので、どうぞ気軽にご参拝ください」
「そうですか。朝は無理けど、夕方に行ってみようかな・・・。ありがとうございました!」
爽やかな笑顔を残してその女性は立ち去った。
なるほどなぁ、受け取り方も色々なんだ。拍子木の音(と「みかぐらうた」)を心地好いと聞いてくださる方もいるんだと思い、神名流しの大切さを再認識させられたことでした。