青木新門氏の講演会

午前9時から、陽気ホールで青木新門氏の講演会があった。天理教啓発委員会主催の行事なので、啓発委員の僕は、整理・誘導のお手伝いに行く。青木新門氏は、作家、納棺師で、彼の書いた「納棺夫日記」は、映画「おくりびと」の実質上の原作だ。映画がアカデミー賞を受賞した直後なのでその影響は大きく、例年なら200人くらいの参加者なのに、今日は次々と人が詰めかけ、400人収容のホールはあっという間に満席になった。結局530名弱の参加者があり、溢れた人には、4階ホールに設置されたテレビに映像を流し、その前で聞いていただいた。
話の内容は、青木氏の人生を振り返りながら、涙あり、笑いあり、その中に「死」を真正面から見つめることの大切さを訴えられ、2時間近くの講演があっという間だった。僕は、封切られてすぐに「おくりびと」を見ていたので、場面場面が思い出され、なおさら興味深く聞かせていただいた。