西坂小学校の運動会

今日は西坂小学校の運動会だった。パパレンジャー(親父の会のことを西坂小学校ではこう呼んでいる)の集合時間は、7時半だったんだが、なにしろうちは母親が不在。下の娘3人とともに天理である。
そもそも、僕自身27日は会議なので長崎にいたためしがないのだが、今回は育英会長が出席できず副会長の僕に挨拶をせよとのことで、長崎に舞い戻った次第。
そう、そんなわけで7時半に出ようにも、子供達の朝食のことや洗濯や布団干しやらで、すぐに出られるわけもなかった。メールでもう一人の副会長さんに「遅れます、ゴメン!」と入れてあたふたと作業する。お弁当ははじめから断念して、近くのウィズンに注文、昼時にうちに届けてもらい、中3の長男に取りに戻らせることにした。
西坂小学校は、全校生徒がわずか120人ほど。今年の新入生は、なんと11人しかいない。長男が小2だった頃に1回だけ運動会を見に来たことがあったが、その頃から比べてもぐっと少なくなって、狭い運動場なのにガランとした雰囲気だった。
でも、子供達は元気そのもの。なんていったらいいのか、ふだん溜め込んでいたエネルギーを一挙に爆発っ、て感じでその元気あふれる様子は、人数の少なさなんか吹き飛ばしてしまった。久しぶりに来た運動会で、僕は大いに感銘を受けた。
で、うちの子たちも父親が来たことを素直に喜んでくれて、特に2年生のウメオは、「お父さん、来てくれたんだ!」と満面の笑顔。でもって、お隣の女のお友達に、「○○ちゃんとこは、おばあちゃんなんだ。うちは、お父さんが来てるんだよ」と余計なことまで言う始末。よほどうれしかったのだろう。その姿を見ていると、少々無理しても運動会には出てやらんばいかんなーと反省した。僕も女房も、役職があたってるのでいつも月末は二人とも天理。うーん、これ、なんとかならんかなあ。去年の運動会なぞ、代わりに行ってくれる大人がいなくて、中2の長男がお弁当の代わりにハンバーガーを買って見に行ってくれたのである。
子供達にできるだけ寂しい思いはさせないように、努力しようと改めて思った。
すべてのプログラムが終わって閉会式。校長先生のお話のあと、校歌斉唱、その後、育英会長のお話。わずか5分くらいの話というか挨拶なんだが、これが原稿も作らずにやったもんだから、とっても緊張した。冷や汗ものだった。あとから、親しいお父さんから、「最初は良かったとけど、うーん、最後が尻切れトンボやったばいね。原稿ば書いとらんやったろ」と言われたが、全く図星だった。その通りです、ハイ。今度、こんな機会があったらちゃんと原稿ば書いとかんばいかん、て思うた。
とにかく、なんとかかんとか役目は果たし終えてほっとした。パパレンジャーの皆さんも20人以上集まって、お母さん方とともに準備から片づけまでてきぱきと働いてくださったおかげで、スムーズに進めることができました。みなさん、本当にありがとうございました。